ARCの有効/無効設定を切り替える方法
ファイル単位で ARC設定を ON/OFFする
ARCを使用すると、「retain」、「release」、「autorelease」等のメソッドを呼ぶことができなくなります。
プロジェクト内で ARC設定が混在している時は、ソースコードごとに ARCの有効/無効を切り替えることで ARC設定が混在したまま開発することができます。
各ファイルの ARC設定は、[Build Phases]→[Complie Sources]で指定可能です。リストの右側をダブルクリックしてポップアップウィンドウを開き、以下のように入力する事で設定できます。
ARCを有効にする
-fobjc-arc
ARCを無効にする
-fno-objc-arc
プロジェクト全体の ARC設定を ON/OFFする
プロジェクト全体の ARC設定は、[Build Settings]→[Apple LLVM Compiler 3.0 Language]セクションの “Objective-C Automatic Reference Counting” にあります。
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